朝起きた瞬間から帰りたい

朝起きた瞬間から帰りたい

くう、ねる、あそぶ、はたらく

大人になるってなんだろう

少し遅れましたが、新成人の皆様ご成人おめでとうございます。

今年は2000年生まれのミレニアムベイビーが新成人ということで、月日の経過の早さを感じてしまいます。2000年という響きの衝撃よ....。

 

また、今年はコロナの影響で一生に1度の成人式を諦めなくてはならなかった人が沢山いると思います。この状況だししょうがないなんて軽い言葉で片付けられるものではないですし、成人式の為に特に女性は凄く前から準備してきた子が多いと思うので、今回の悲しみを吹き飛ばすくらい充実した楽しい1年になりますように。

 

更にコロナだけでなく、一部地域では記録的な大雪で大変な思いをされていると思いますが、私も自分の成人式の日のことを思い出してしまいました。

私の地元は元々雪は降るけど比較的積雪が少ない地域にも関わらず、その日は近年稀に見る記録的な大雪で、暗い時間に起床して準備している最中に停電し、玄関から車までの道も雪で塞がれてしまい、母親が一生懸命雪を掻いて道を作ってくれたこと、美容室で綺麗に髪と着付けをしてもらって一度自宅に戻った時も、また母親が車から玄関まで雪を掻いて、振袖が汚れないように段ボールを敷いて道を作ってくれたこと、昨日のことのように思い出します。

 

我が家は転勤族で、私が成人を迎えた年は既に中高時代を過ごした地域に住民票は無かったのですが、役所に勤めていた中学の同級生の親が「せっかくの成人式なのに、縁もゆかりもない場所で出るなんて可哀想だ」と手続きをしてくれたおかげで、慣れ親しんだ中学の同級生達と一緒に無事同じ成人式に参加することが出来ましたし、集合写真もきちんと自宅に送っていただけました。

成人式への参加一つ取っても、親や周りの人達のサポートの上に成り立っていたのだと今こうして書いてみて、改めて感謝の気持ちが湧いてきます。

 

自分の式が終わった後、小学生時代を過ごした地域の成人式会場にも少し顔を出して旧友達と写真を撮ったりして、色んな場所に友達がいるのは転勤族ならではなので、子供の頃は転勤族が嫌だったのですが、その時ばかりは得した気分になりました。

 

そんな成人式の日からもう14年が経ち、当然私も友人達もそれぞれの人生を生きてきて着実に歳を重ねてきたけれど、今でも会えば当時の雰囲気や感覚に戻れるし、話す内容は変わっても、根っこの部分はいい意味で何も変わらないなと感じます。

 

唐突ですが、今週のお題が「大人になったなと感じるとき」とのことですので、今思いつくものをザッと書き出してみようと思います。

 

  • レバーが食べられるようになった時
  • 保険の見直しをした時
  • 家電の配線が出来るようになった時
  • ついついカードで払ってしまう時
  • 両親に誕生日じゃなくてもプレゼントを贈るようになった時
  • 選挙に投票へ行く時
  • 親の悩み相談に乗ってあげる時

 

なんだか本当に大した事一つも書いてないなと自分でもビックリしてるんですけど、大人になったなと感じる時なんてそんなことぐらいしか私はないです。笑

今でもまだまだ未熟で大人げない部分があるし、完璧に大人になれる日なんて来ないんじゃないかとさえ思っています。

 

とにもかくにも新成人の皆様、もう成人して14年経っても薄っぺらい事しか言えない大人がいるので(ここに)、安心して大人の世界にいらっしゃい!(なんの励まし)

 

改めて、ご成人おめでとうございます!